WeekEndRiderによるMoto"b"log

鈴菌に侵された哀れな人の闘病記又は完全趣味全開ブログ。どうぞよろしくお願いします。

GSR750 WERスペシャルのレビューです!

 皆さんこんばんは

いよいよ知り合いのライダーさんたちが続々と冬眠に入る。そんな気温になってきた北の大地。本州に居たときは「寒い寒い」言いつつなんだかんだで400kmだの500kmだの走っていた、

ーどうもWeekEndRiderです

しかしこうも寒いと流石にロンツーしようとは思えなくなってきた私はきっと歳をとったの証なのでしょう。(中身は9歳児のままですが)

 

…to night!

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今回は私WeekEndRiderの愛機であり、

最高の相棒!SUZUKI GSR750 WER "SP"仕様

のレビューです

2013年モデルの我がGSR750を、2年ちょっと乗った人のレビュー&カスタムポイントなどなどを書いていきます

まだまだ現役GSR750、気になっている人、乗り換えを検討中の人に、ほんの少しでも役に立つ記事になれば幸いです。

これまでのGSR750主なカスタムポイント!

バイク乗りと呼ばれる人種の大半はバイクに乗り始めると付いている物を外し付いていない物を付けたがる病気にかかってしまいます。

奥様方にはこれを参考に旦那さんが"黙って買ったパーツ"を見抜けるようになればと思います(暗黒微笑)

まぁ例に漏れず私もあれやこれやとお金がバイクへ溶けていったものです…。

 

プーチ ウィンドスクリーンf:id:WeekEndRider:20191022181651j:image

GSRド定番カスタムのスクリーンほとんどのGSR乗りはこれを付けてます。f:id:WeekEndRider:20191022181901j:image

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アリとナシではここまで違いますが正直風防効果は思ったほどではありません。ただ、無いとね…頭から胸まで虫虫アタック食らう羽目になるし何より見た目が、ね?

 

プーチ エンジンスポイラー

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こちらも定番カスタムアイテムのアンダーカバーですね。

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スッカスカだけどいざコケた時エキパイ周りを守ってもくれます。そして見た目が良い

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ノーマルはこんな感じです。確かに"パイプ美"は失われますが石やらなんやらで傷つくよりはね?

 

S2 コンセプト リザーブタンクプロテクター
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これはなかなか見かけないです。

GSRをローアングルおじさん化して撮るとどうしても気になるポッコリ突き出すコイツ

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そうリザーブタンクなんだか格好悪いしそもそもそこにいて君は大丈夫なの?って思ってしまうGSR乗りは多いと思います。

それを守る&隠す目的で取り付けましたが非常に良かった。

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メカっぽさの向上になります(伝われこの詰まってる感)

 

オダックス メッシュインナーフェンダー
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インナーフェンダーは数あれど、やっぱりメッシュタイプが良いとなるとオダックスをオススメします。

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GSRには元々インナーフェンダーが付いてますがどうにも短く、

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この差はやっぱりデカい多少チェーンと干渉すれど、それはチェーンが伸びてきている合図だと思えば(海外製品なのでお察し)

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存在感が…メッシュのが良いでしょ?(笑)

 

デイトナ フェンダーレスキット
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ライダーならば誰しもが一つは持っている我らがデイトナ、フェンレスキット。

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リアタイヤの太さを際立たせる有能フェンダー

純正は他に漏れず虫の巣みたいなアウトフェンダー(で合ってる?)

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これだけ尖り尻のGSRには不恰好過ぎなので早々に取ってしまいました。ただし、このフェンダーを取るとリアタイヤが巻き上げた様々な物が背中にくっつくのでそこは覚悟しときましょう。

 

アグラス チェーンアジャスターキャップ
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角材角材と未来永劫馬鹿にされ続けるスイングアームに救いを。

レーシーなフックがリア周りを引き立てます。ちなみにこのフックには1度もスタンド掛けたことがありません(諸刃の剣)

 

デイトナ ハイサイダーバーエンドミラー
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なかなか決まらなかったサイドミラー

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特に2本目の同じくハイサイダーのミラーはハッキリ言うが最悪だった。全く固定が効かないからだ。

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でもバーエンドにして正解後ろは良く見えるし、前方視界はより拓けるし、なにより外車感が増して良い

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"乗っても降りても"良いパーツは中々お目に掛からないのでは?(笑)

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ちなみに純正はお世辞にも格好良いとはいえない形状でこの鏡面のデカさである。

そして最もカスタムの甲斐があるのはやっぱり…

 

アールズ・ギア ワイバンスリップオンマフラー!

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マフラーメーカーは数あれど、なるべく"他の子"とは被りたくない。

そんなあなたにアールズ・ギアはいかがですが?

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私は静かな~より、せっかく変えたなら違いがハッキリ分かるくらいマフラーはうるさいのが良いと思う"世間一般の敵"なので(下利便マフラーは論外だが)

ワイバンマフラーがベストマッチでした。

政府認証でこれだけ爆音なら何一つ文句の付け所が見当たりません。

誰もが「公道不可なんじゃないの?」と聞いてきますが、これで車検も問題なく通ります。そんな話はさておきとにかく

アクセルを捻れば捻るほどけたたましく、そして喧しくノイズを発するマフラーはバイクに乗る刺激の一つになること間違いなし

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この野暮ったいマフラーより、より刺激溢れるワイバンいかがですか?

補足ですが冗談抜きで本当に爆音になりますので購入検討中の方はそこも考慮しといて下さいませ…。

 

いかがでしたか?少しでもGSRカスタムの参考になればと思います:DDD
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GSR750レビュー!

2年前の9月3日(今でも忘れない)私の元にやってきたGSR750。

元々これを購入したお店でレンタル車として使用されていた。走行距離は11600km。(現ODO29377km)

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今まで色んな人間に使い"マワサレ"た車体だ。右側には転倒傷もあったが、そんなことは"些細な"問題だった。

 

アクセルを回せばどこまでも止めどなく加速していく車体。このバイクの心臓はにGSX-R750ススギが誇る世界最高の、宝石のように美しい749ccK5型エンジンが"ほんの少し抑え目"にチューンされたものが搭載されている。それでも馬力は国内版だろうが変わらず。

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どこからでも加速するエンジンどこでも速いエンジンは伊達ではない。それでいて扱い辛さは一切ないのだから驚きだ。本当に自分の体の一部のような反応を示す素晴らしいエンジンだ。

そんなエンジンを支えるは専用設計スチール製D型断面ツインスパーフレーム。

このフレームのお陰でご覧の通りマッチョ感が増しているのが分かるだろう。

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このフレームが採用されれば誰の目にも一目瞭然、このバイクは高性能スポーツバイクである証だ。

最後に106馬力もの強大な力を受け止めタイヤへとスムーズに力を与えるスイングアームこそ酷評されがちだが、自分の役割を十二分に果たしてくれる。タイヤの接地感、路面からのフィードバックは鈍感な私でも感じられる程なのだから。

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最近のパソコンみたいなバイクには敵いません。クイックシフターもトラクションコントロールもモードセレクトもない、でも違いはそれだけ造りは非常にシンプルです。

股の下にエンジンがあって後輪が駆動し路面を蹴り上げ、中央には笑顔の私がいる。

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しかしいくつか欠点もあります。

前にも書いた通りハンドルが思った程切れません。切れ込みが少ないので押し引きやUターンなので怖い思いをするかもしれません。

このハンドルにだけは2年経った今でも慣れませんでした。あとほんの3cmでも切れ角があれば…アスピーデの悲劇は起こらなかったはずです。

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もう一つがカスタムパーツの少なさです。

フルエキなんてたったの1本これではカスタム好きとしてはなんとも面白味がない

選り取りみどりではないので結構自作して着けてる人も居るとか…

 

それでも、いざ走り出してしまえばどれも些細なことでしかありません。

このバイクの真価はワインディングでこそ輝くと信じています。

論理的になど語れない。感性に訴えかけてくるのです。「どこまでも続くカーブを、どこまでも走って行こう!」限界から一歩だけ引いた所が私たちの居るべき場所な気がしてなりなせん。

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それほどまでにココマデが分かりやすいのできっと誰でも無理なく楽しめる。今そんな道がこの世に存在するなら、1日中だって曲がり続けられそうである。

シャープでコンパクト、軽量ボディに決して遅いバイクではない。週末の、

良く晴れた完璧な休日、そんな特別な日に乗るためのバイクだ。そしてそんな時、GSR750に勝るバイクなど存在しない。

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(私にとって)GSRは凄い奴!

世の中には凄いライダーとその相棒である凄いバイクが沢山いる。

ここでいう凄いライダーとは、走行距離を最も重視し、道を走ることに重きを置く人々のことだ。

そして凄いバイクとは、そんな変態ツーリングマニアの果て無き願いを叶え続けるバイクたちだ。

私のGSRだって負けてないと自負している。

距離こそは"彼ら"からすれば大したことはないかも知れない。だが、私にとってGSRは凄いバイクだ。

宮城県で色んな人と色んな所を走り、その後私と出会い、少しして気仙沼へ、

東北は6県今案内しろよと言われたら喜んで引き受けよう。美味い物、最高の景色、素晴らしいワインディングロード。なんでもござれだ。オーソドックスから超マイナーまで、

福島

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宮城

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岩手

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山形

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秋田

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そして青森。

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18年にはSSTRにも参加し、

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"宮手県"から石川県千里浜まで800kmを走りきった。

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そして今、地元でもある北の大地を走った。

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昔の栄光を語りたがるナンシーおじさんの気持ちも分からんでもない。もしも、熱心にここまで読んでくれている人がいるならば、一晩中だって語れる勢いだ。

 

それもこれも、GSRのおかけだ。

格好良いねと言われた回数は数知れず、ナナハンというワードでニッコリと笑顔を咲かすおじさんたち、本名も知らない人とのツーリングまで、いろいろな人と繋がりを作ってくれるGSRが特別でない訳がない。

 

バイクはただの道具ではない。ライダーとバイクには特別な繋がりがある。言葉や文字では表すことが難しい感情的な特殊な繋がりだ。

それはバイク乗りにしか分からない感情ではあるが、バイク乗りならば誰もが抱くごく普通の感情だ。それは、「私の子が一番」と思う親心にも似た感情だ。子の幸せを一番に思う感情だ。

 

乗れない日は1日中憂鬱になり、平日はいついかなる時も「今週末は晴れだからあそこを走ろう」などとあれこれ妄想し、

晴れた休日は降り注ぐ太陽の元、遥か彼方まで続く海岸線を、あるいはカーブの続く山間を、心地よいノイズを響かせ走り抜ける。

"普通の"人にとってはただの休日が、バイクに乗るとそれは"特別な"休日へと変貌する。

バイクがそうしてくれるのだ。

 

誰がなんと言おうと、私にとってGSR750は、

世界一格好良く、そして世界一凄い奴だ。

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さようならGSR750

さて、ここまでで察しがついた方もいるかもしれないが、私はGSRを手放す決断をしました。

「あれだけ激寒語りかましといて?」と思う人もいることでしょう。

今でもGSRの性能にルックスにその他全てにおいても一切の不満も感じてません。

しかし現実的な、そして致命的な問題があるのです。

それは、

購入したショップのサポートが一切受けられない。

と言うこと。

ご存じの通り、GSRは東北で何店舗かあるバイク屋にて購入しましたが、もちろん東北内でしかお店を出していないので、いざという時のサポートが一切受けられないのです。

ロンツー"しか出来ない"マンにとって、やはり怖いのが出先でのトラブルです。

神(スズキ)が造りし物に失敗などはあり得ないのですが、人が操作する以上何らかのトラブルはいつか出て来てしまう。

その時、サポートが受けられないのは正直怖い。そして持ち込みが可能なお店が限られるのも痛いし、なによりもしも自分が整備や修理をする側だったとしたら他店の機械を整備するのってあまり気が乗らない。

ここまではネガティブな思考だが、ポジティブな理由は…

体の動きが "渋く" なる前に乗りたいバイクがある!!

これが大きな理由です。

納車まではまだまだ遥かな道のりですが、来年。新たな相棒と共に、これからもバイクライフ、そしてこのブログを続けていきますので、皆さん今後ともよろしくお願いいたします

 

GSRちゃん、次のオーナーにも沢山いろんな所連れてってもらってね:D

そして次のオーナーさんがこのブログを見つけてくれたなら…

東北の大地を再び踏みしめてもらえるよう。ずっとずっと願っております。

君と走った17777kmは決して忘れない。

そして、いつでも胸に

鈴菌魂を!!

 

最後に…

"正しい"お別れが出来たことを何よりも嬉しく思います。

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Thank you for watching!Good night!

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