第1回!ゼッチビカスタム編!悶絶フルエキ交換です!
皆さんこんばんは!
春の日差しを浴びて気持ちの良い晴れ模様の北海道よりお届け、どうもーWeekEndRiderです!
忌々しき3月(当社繁忙期)が終われば、それは我が”ゼッチビ”がついに公道走行可能になるということ。(ナンバーがくるぜ)
なので、
公の場に出しても恥ずかしくない姿に“仕立てて“やらねば…
…to night!
作業開始!
今回ゼッチビのマフラーに選ばれたのは…
ヤマモトレーシング spec-A ダウンマフラー!
まずは説明書を熟度して…
あーこれはどこぞのバックステップと同じく解説書に金かけないで高品質製品を云々のパターンですね。
ここに書かれていることは、
「純正マフラーを外します。新しいマフラーを付けます」以上!
ステーの取り付け写真なんかもありますが随分分かりにくい角度で写真撮ったなぁと思わずにはいられないアングル。
マフラー締付バンドに至っては笑ってしまうぐらい周囲と同化しててまるで間違い探しですよ(笑)
まぁまぁその分低コスト化が図られてると思えば…それにマフラー交換なんて今まで散々やってるし、小さいこいつのは余裕だろう。とこの後地獄を味わうとは思ってもみなかった。
では作業開始!
※あくまで素人作業です。過度な信用をしないように!※
アンダーカウルを外します。1箇所長めのカラーが入る所があるので注意。分からなくなりそうなら外した箇所にボルトは戻しておきましょう。
次にo2センサーを取り外します。
ハーネスを辿って、
カプラーはここ。いやはや小さいバイクはなんでもすぐ見つかるから良いなぁ〜:D
爪はフレームの裏に隠れていますが覗き込めばすぐ分かると思います。爪を押して引き抜きます。
17のスパナで緩めていきます。ハーネスあまり拗じらないよう注意。
次はエキパイのフランジナットを緩めて。
最後にマフラーを吊っている長いボルト(奥のヤツ)を外せば。
ゴロンと落ちてきます。
お重箱みたいな純正マフラー
腹下はこれでスッキリ。ではではフルエキ取り付けていきますかー!
そのやり辛さに悶絶!
新しいエキパイを取り付け、ガスケットには液体ガスケットを塗っておきましょう。排気漏れ防止&ガスケットが本体に張り付くので取り付けが楽になりますよ。
ここが最初の関門。エンジンマウントのボルトを利用してバンドステーを付けるんだけどそのマウントボルトがどこなのか探すに時間がかかってしまった。ステップは外した方が断然やりやすい。
しかしさすがはマウントボルトだけあってガッチリ締まってる。回ったのは良いがボルトと共回りするので反対側も押さえなきゃ…
ボルトはフロントスプロケットの裏にいるのでこちらもステップを外しカバーを外し、14mmソケットに長めのエクステを介してバキッと回す。
取り付け後はこんな感じになる。ステップの真裏と表現すれば分かりやすい?
そしてここが最難関。
マフラーバンドの取り付けである。
取り付け後で申し訳無いのだがステー→カラー→バンド→ナットで締め上げる。
このバンドが…めちゃめちゃ固い!そして言うこと利かない!
マフラーの形状も相まって決まった位置じゃないとバンドが締まらない!
バイスプライヤーで挟んでも…挟んだが最後前後に移動させられない!
さらにさらにボルト本体はこんな感じ、
にエキパイと被っているので容易に動かすことも出来ない。(というかボルト通すだけでも一苦労)
この悶絶はまだ終わらない。
そもそも付属のバンド用ボルトが、
短過ぎなんだよ!
持ってる方が付属品、もう一本は先程外した純正マフラーを吊ってるボルト。
ただでさえバンドが締め上げ辛いのにこんな短さのボルトにナットが噛む訳がない。
ここまでくるともうマフラーが傷つくなど気を配っている余裕もなくなりとにかく締めることだけに注力しよう。
付属品は“役に立たない“ので純正の方を代用。
とりあえず付いた。締まった。
もう吊れてればいいや精神で完了。
買う前に良く考えよう
その他諸々のパーツも取り付けて、
ハンドルブレース。あるとないとでは大違い。まるで首の座ってない赤ちゃんみたいに車体が傾くとハンドルがその方向にパッタンパッタン切れてたがそれが無くなった。凄い。
あとは旅のお供スマフォルダー
そうそう、ゼッチビ用にスタンドも…
スイングアーム直掛けタイプ。正しい掛け方が分からんが上がったのでヨシ!
そして本日の主役だったヤマモトレーシングマフラー。
改めて見るとやっぱり格好良い。そして最も重要な“音“だが、
耕運機サウンドから野太い爆音になってくれた:D
爆音であることは重要だ。そのサウンドだけで持ち主の気持ちを高揚させてくれる。
ただしー
こんなめんどくさいパーツ取り付けは二度と御免だ!
まるでいじめかのような取り付け方法に役立たずな付属品…。極限まで内容を削げ落とした説明書には鬼が宿る。
きっと製品自体は良い物だろう。が、それを取り付ける作業が全てを台無しにしている。
いい物なんだから丁寧に、傷を付けないように。そう心掛けて作業したいのに。いつの間にか“付けばいい“になってしまう。結果作業は雑になり、パーツには傷が付き。取り付ける前のあのワクワクは何処かへ行ってしまう。
自分でカスタムをする者にとっては、取り付ける作業すらも“パーツの一部“なのだ。
今一度、カスタムパーツを購入する際は、そのパーツがどんな取り付け方をされているのか?それは自分で、自分の持っている知識と技術。そして道具で問題なく取り付けることが出来るのか?
もちろん作業工程の中に困難な部分もあるだろう。果たしてそれを受け入れて、笑い話に出来るかどうか。ちゃんと考えようと思った。
まぁなんだかんだと文句ばかり言ってもこのマフラーが報われないので、最後に…
このトランペットみたいなパイプ感が堪らねぇよ!:DDD
Thank you for watching,Good night!