おいでやす~聖地巡礼舞鶴鎮守府です!
皆さんこんばんは!
ちょっと間が空いてしまいました…。
いやはや台風め…帰れなくなるかもね~(笑)
なんて話してたら
本当に帰れなくなった…
もうね欠航が相次いじゃっててんてこ舞い舞いですよ…でもまぁ、何とか
地元北海道に帰って来たWeekEndWalkerです!
さささささぁ~早速行って参りましょう~
と、その前に当日の私のステータスを、
同室の奴に一晩中いびき攻撃にさらされ、結局、マジで一睡もせず。朝っぱらから頭と目が痛い。そんな状態で、平均気温30℃の外をほっつき歩くことになります。
サア、本題ダ。
艦これ提督"だった"者として、やはり舞鶴鎮守府は聖地。せっかく京都に来たからにはぜひごあいさつしていかなければ…。
舞鶴は日本海側防衛の最前線基地となっています。今北朝鮮問題など抱え、実はとっても忙しい地域です。
舞鶴鎮守府は1901年に開庁、元は田舎の港町だったのに、軍港にするぞ!となって莫大な資金がつぎ込まれ。鉄道、水道、インフラ。が整備された軍港都市に生まれ変わりました。
日本近代化を体感できる。それが軍港、それが舞鶴。
特急「まいづる」1号 8時36分京都駅発
八ツ橋、美味い!!
電車の中で寝ようかな、なんてことを思っていたのですが、景色に見とれているうちに、
着いちゃった…
もう仕方ないので、港を目指して歩きます。
北吸トンネル
海軍施設へ物資運搬のために建設されたれんが造りのトンネルです。ちなみに東舞鶴駅かられんがが敷き詰められている道を辿ればこのトンネルに付きます。さらに辿ると…
舞鶴赤れんがパークに出ることができます。
凄くどうでもいい話ですが、この時すでに気温の方は35℃を越えていました。もはや濡れていない部位を探す方が難しい程、汗でビッチャビチャでした。
赤れんがパークから体育館方向へ歩きます。
ここ舞鶴は元軍港であり、現在は海上自衛隊舞鶴地方総監第三護衛隊群司令部なんかが置かれています。
体育館方向へ歩くと遊覧船乗り場があります。(海軍ゆかりの港めぐり遊覧船)
ここから遊覧船に乗ると、
湾内をぐるっと廻れます。
掃海艇「すがしま」木で作られです。
舞鶴クレインブリッジ、中央に見える赤い物が標的艦になる護衛艦「しらね」
YouTubeにはこの「しらね」の砲塔斉射動画なんかがあります。
舞鶴は駆逐艦の誕生地。○○型駆逐艦の一番艦ネームシップの殆どがここ舞鶴生まれ。
あの「ぜかまし」も舞鶴生まれですよ!
そして見えてくるのは…
こんごう型護衛艦3番艦 DDG-175 「みょうこう」
数々の映画に出演していますね。
何年か前に仙台港にも寄港したことがあり、私が初めて乗ったちょっと思い出がある艦艇です。
旧海軍妙高型重巡洋艦「妙高」から引き継がれ、1998年には北朝鮮が発射したテポドン1号を誰よりも先に探知したスーパー護衛艦。
奥にもう一隻いますがこちらはあきづき型の護衛艦です。(後にご紹介)
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが型1番艦 DDH-181 「ひゅうが」
デカい!!
自衛艦初の全通甲板を持ち、また初めて女性自衛官が乗り込むことを前提に設計された船です。あの東日本大震災にも駆けつけてくれました。
旧海軍伊勢型戦艦「日向」から名前を引き継ぎ、ヘリコプター搭載もできて、さらに対空・対潜戦闘だってこなせちゃう万能護衛艦。初代「日向」も戦艦から航空戦艦に改装され、戦後まで生き延び…たとは言いづらいですが、一番艦である「伊勢」と共に、絶望的な戦場を無傷で帰ってくるなどの武功艦でもある。
その隣は…
ましゅう型補給艦1番艦 AOE-425「ましゅう」
海外派遣の様子で、他国艦船に補給してる映像ででてくるのはだいたいこの船です。
ひゅうがよりもデカい!!
全長は221.0m。あの戦艦長門が224mなので…デカい!長い!!
次はもっと自衛艦をまじかで見るために、北吸桟橋へ移動します。
どれぐらい近付けるのかというと…
もう本当に間近まで行けるんです。
見学証をもらうことで桟橋内に入れます。
見られる艦艇は当日にならないと分からないのですが、この日は第3護衛隊群の艦艇がほぼ揃っているというラッキーデイでした。(あたごさんはお仕事中だったようだ…)
一般公開で艦艇の中にも入れるのですが、私が行った時は一般公開はやってなかった…。
あきづき型護衛艦4番艦 DD-118 「ふゆづき」
初代秋月型"防空駆逐艦"との位置付けよろしく生まれ変わった今も艦隊の空を守り、また海中の潜水艦に対しても高い攻撃力を持っています。まさに艦隊は守護者。YouTubeには姉妹艦であり、姉の「てるづき」による対潜戦闘訓練の様子を見ることができます。
また初代冬月はここ舞鶴生まれ。舞鶴に戻ってきた際は「70年ぶりにふゆづきが舞鶴に戻ってきた」と艦長からあいさつがありました。
さて桟橋内を駆け回りますよ~
面白かったのがこの2隻の組み合わせ。
奥「みょうこう」手前「ふゆづき」
まずは艦橋含む上部構造体奥の「みょうこう」はマストの剥き出し感が半端ないですね。そしてほぼ垂直なのに対して「ふゆづき」は覆われていて傾斜がついてます。また艦橋も小さく角付きがあります。これはステルス性能を重視しているからだそうです。とてもスタイリッシュです。
主砲も奥の「みょうこう」の曲線的なのに対して「ふゆづき」は可能な限り直線的ですね。(これもステルス性のため)
そして砲身も違いますね、作っている会社も国も違うので当然ですが…
とまぁ上げれば切りがないのですが、比較すると本当に面白いです。
タグ買っちゃった(笑)
何はともあれこの桟橋1km程あり、往復するのは本当に辛かったです…。
もう暑くて暑くて、頭痛くなっちゃってしばらく休憩所でイージス艦眺めてました。
やっぱり万全な状態で来るべきだった!
鳩も水浴びしに来るレベルで暑いんだ!
バファリン様と大量の水を摂取したら、次に行きましょう。
海上自衛隊舞鶴地方隊敷地内 海軍記念館
ここでは舞鶴に鎮守府が置かれた時代から日露戦争、特に日本海海戦の記録。初代連合艦隊司令長官東郷平八郎に関する資料。また太平洋戦争に関する資料や貴重な品々が展示されています。
特に「福井丸」の絵画は極めて貴重なもので額縁には沈められた「福井丸」の船体が使われていました。(詳しくはwikiって見てください)
最後は電車の時間もあるので市内のほうに戻りつつ、
市内の道路にも船の名前が付けられてます。
さすが軍港の街!
カツカレー食って(うんめーにゃー:3)
この日はここまで、いや~時間がなくて引き揚げ記念館には行けなかったよ…またまた未練の残る巡礼になってしまった。
なんと言ってももう寝不足の上あの気温のダブルパンチを食らうと…中々にキツかった…。
さらば舞鶴、また来るぜ!!
今度行くときは是非イージス艦に乗りたいです。来年辺りにね、バイクで行きたいな:DDD
帰りの電車ではがっつし寝ましたね。なんか花火大会が近くであったそうですが、私が目を覚ましたのは京都駅到着5分前ぐらいでした。(もうよだれダラダラで(^q^))
最後に薬局にて耳栓を購入し、夜の修行に望みます。
今夜はぐっすり眠れる気がする…いや寝なければ死んじゃう(使命感)
~次回 嵐山汗だく編~
「更新おっそーい!」